オウンド・ソーシャル分析では、SNSチャネルのパフォーマンスを個別に測定したり、複数のプロフィールからデータを集計して、SNSチャネルの成果を理解することが可能です。これらのレポートでは、貴社の各公式アカウントと競合企業のエンゲージメントデータをまとめて表示しています。
アナリティクスページの各フレームには、データの詳細をさらに共有する、情報 (i) アイコンが表示されます。レガシーソーシャルテンプレートの指標定義について、詳しくはこちら。
プロのヒント: アナリティクスからオプトアウトすることを選択した場合、以前はエンゲージ測定にあったオウンド・ソーシャル分析のレポートを表示することはできません。
概要ページ
概要分析は、それぞれのソーシャルメディアプラットフォームでのエンゲージメントの履歴に関するレポートを、Meltwater Engageを通じて提供します。これには以下が含まれます。
Facebook総合レポート
Instagram総合レポート
X(旧ツイッター)概要
LinkedIn 総合レポート
YouTube 総合レポート
TikTok 総合レポート
チャネル別総合レポート
最初に考慮すべきこと
[効果測定 ____]をクリックして、ダッシュボードの1つを開きます
右上隅からアカウントを選択し、分析したいソーシャルプロフィールを選択します
注:1つのレポートで複数のソーシャルチャネルを分析するには、チャネル別総合レポートをご覧ください!
アナリティクスページの各ウィジェットには、データの詳細をさらに共有する、情報 (i) アイコンが表示されます。すべてのオウンド・ソーシャル分析ページのすべての指標の詳細については、こちらの専用記事をご覧ください。
チャネル別タグ分析
このレポートページでは、ユーザーがMeltwater Engage内でタグ付けしたソーシャル投稿とデータを活用して、カスタマイズされたレポートを作成します。タグは最大10件まで比較してベンチマークできます。このレポートには、インプレッション、エンゲージメント、クリック数、動画再生数に加え、タグごとの合計ボリュームを比較した最終的な表などのチャートが含まれます。
タグ別分析のレポートは、Meltwaterエンゲージを使用している場合ご利用いただけます。
利用開始にあたって、分析を希望するソーシャルメディアデータにタグを適用していることを確認してください。SNSコンテンツのタグ付けは、SNSキャンペーンの管理やコンテンツの整理、そしてレポート作成に役立ちます。また、複数のMeltwaterユーザーがタグの追加・管理を行うことが可能であるため、チーム全体で共同作業することができます。
SNS投稿へのタグ適用に関する記事はこちらをご覧ください。
チャネル別タグレポートの作成方法:
左側のナビゲーションバーでエンゲージプルダウンメニューをクリックします
測定を選択します
レガシーソーシャルテンプレートに移動
さらに表示をクリック
チャンネル別タグで効果測定タグを選択します
[タグを追加]を選択します。
比較したいタグを10件まで選択します。
[OK]を選択してタグを適用します。
ベンチマークレポート
ベンチマークレポートでは、自社のSNS公式アカウントを競合他社や同業他社と比較することができます。
利用を開始するには、貴社のプロフィールに対してベンチマークを希望する競合他社や同業他社のソーシャルハンドルを定義する必要があります。
プロのヒント:定義した競合他社や業界のデータは、プラットフォームに入力した日から収集されます。アカウント設定の際に設定されることを強くお勧めします。
他社の定義とベンチマークレポートの設定については、こちらをご覧ください。
チームパフォーマンス
分析のチームパフォーマンステンプレートを使用すると、会話でのチームアクションを簡単に追跡、測定し、傾向を特定できます。
このダッシュボードには、接続されたすべてのソーシャルチャネルにわたって展開されるあらゆる会話アクションのデータが表示されます。このダッシュボードには、以下に示すように、チームメンバー別セクションなどのウィジェットが10種類あります。
チームパフォーマンスダッシュボードはコミュニティチームが一箇所から会話でのアクションを簡単に追跡し、傾向と改善領域を特定できるツールとなります。
主な利点:
チームのパフォーマンスを可視化し、アウトプットがコミュニティの成長とエンゲージメントに役立つようにします
チームが合意された応答時間 (SLA) を達成し、必要に応じて進路を修正します
最もパフォーマンスの低い従業員へのコーチングの機会を見出します
チームのモチベーションを向上するために、ユーザー別アウトプットを可視化し、傾向と改善領域を特定します
チームパフォーマンスダッシュボードは、分析のソーシャル分析セクションにあります。
以下は、このダッシュボードで使用する指標の定義です。
平均初回返信時間とは、チームが受信メッセージへの最初の返信を送信するのにかかった平均時間です。
合計受信数とは、レポート期間中に受信したメッセージの総数です。
アクションをとったメッセージとは、レポート期間中にアクションがとられた受信メッセージの総数です。アクションには完了にする、返信、リツイート、いいね、タグが含まれます。
こちらは 返信時間のSLAをまとめたもので、レポート期間中の受信メッセージ、アクション、平均平身時間の合計が表示されます。
最大返信回数。レポート期間中に最も多くの返信を送信したユーザーです。
アクションレートとは、レポート期間中にアクションが実行されたメッセージの合計数を、受信したメッセージの合計数で割ったものです。
最も遅い初回返信時間とは、レポート期間中にユーザーが返信するのにかかった最長時間です。
最速平均返信時間とは、レポート期間中に最速の返信 (平均) を行ったユーザーです。
こちらは 返信統計の合計で、レポート期間中の指標と比較期間の指標の比較をまとめたものです
こちらはチームメンバー別返信統計で、最も遅い初回返答時間 (分)、平均初回返答時間 (分)、合計返信件数、総アクションのユーザー別内訳です。
個々のインサイトをPNGにダウンロードすることもできます。各ウィジェットの右上には下向き矢印があり、コンピューターに画像を直接ダウンロードします。
ダッシュボードは、リンク、PowerPoint、PDF、Googleスライド形式でも共有できます。
各種レポートの抽出・共有・自動配信設定
各オウンドソーシャル分析ページの右上にあるアクションボタンには、共有とエクスポートに関するすべてのオプションが表示されます。これには以下が含まれます。
[Excelをダウンロード]:このオプションをクリックすると、CSVファイルが作成され、ユーザーの登録されているメールアドレスへ送信されます。このファイルには、ページ内に表示される投稿の生データと指標が含まれます。各Excelレポートは、テンプレートの種類や各SNSチャネルの利用可能なデータによって異なります。
Facebook総合レポート:レポートの概要・サマリー・ページファン・ページファンの変化・投稿タイプ・インプレッション・動画の再生数・オーディエンスの性別・オーディエンスの国・オーディエンスの都市・オーディエンスのオンライン時間帯・人気投稿
Instagram総合レポート:レポートの概要・サマリ・人気投稿・フォロワー数・投稿タイプ・オーディエンスの性別・人気ストーリー・オーディエンスの国・オーディエンスの都市・オーディエンスのオンライン時間帯
X(旧ツイッター)概要:レポートの概要、サマリー、フォロワー数、インプレッション数、エンゲージメント、ツイートタイプ、人気投稿
LinkedIn総合レポート:レポートの概要・サマリー・人気投稿・フォロワー・フォロワー増加・ページ閲覧数・インプレッション・投稿タイプ・エンゲージメントタイプ・オーディエンスの国
チャネル別総合レポート:レポートの概要・サマリー・人気投稿・フォロワー数・インプレッション・動画の再生数
チャネル別タグレポート:レポートの概要・インプレッション・エンゲージメント・クリック・動画の再生数・受信済み投稿・パフォーマンス上位のタグ
Facebookベンチマークレポート: レポートの概要・ページファン・エンゲージメント率・ページパフォーマンス・ページ投稿タイプ・エンゲージメントの内訳・人気投稿
PDFをダウンロード:これで、現在のページにダウンロードされるPDFスライドデッキが作成されます。このPDFには、新しいスライドにオウンドソーシャル分析レポートのグラフの各行が表示されます。同様のフォーマットで表示をカスタマイズしたい場合は、テキストを追加してどのグラフに注目するかを選択したら、「ダッシュボードを共有する」のオプションを選択することをおすすめします。
PDFレポートには、レポートのダウンロード時に選択中の形式によって、パフォーマンス上位の投稿のウィジェットがギャラリー表示、またはリスト表示で表示されます。
[ダッシュボードを共有(URL)]:これにより共有できるダッシュボード(「共有ダッシュボード」)が作成されます。このダッシュボードはさらにカスタマイズしたり、スライドやグラフを編集してから、リンクを共有して他のユーザーが結果をオンラインで見られるようにすることができます。共有ダッシュボードの詳細はこちらをご覧ください。これは、総合レポートとチャネル別タグレポートからアクセスできます。現在、ベンチマークレポートでは使用できません。
[ダッシュボードを見る]:このオプションをクリックすると、以前に作成した共有ダッシュボードの一覧が表示されます。
[レポート配信設定]:周次・月次で最大25件のメールアドレスを含む配信先へレポートをメールで配信する設定が可能です。周次レポートは毎週火曜に配信され、前の週のデータが含まれます。月次レポートは毎月2日に配信され、前の月のデータが含まれます。
レポート受信者のメールアドレスを入力する際、1件のアドレスを1行につき入力してください。
[レポート配信管理]:設定中の配信スケージュールの確認・編集ができます。
ページレベル・投稿レベルのデータの違いについて
ソーシャル分析では、さまざまなオウンドソーシャルチャンネルのAPIから取得したデータが表示されます。
データタイプは数多く存在し、ツールやチャネルによってそれぞれ性質が異なるように見受けられるため、それらすべてを理解するのは至難の業です。当社が提供するデータは正確ですが、万が一相違がある場合には必ず理由がありますので、ご安心ください。
オウンドメディアおよび[オウンド・ソーシャル分析]内の指標の定義については、こちらをご覧ください。
[オウンド・ソーシャル分析]には、下記3種類のデータがあります。
ページレベルのデータは、対象期間中、ページ内で実行されたアクションに関するデータです。
投稿レベルのデータは、ページ内の投稿に対し、これまでに行われた全アクションの合計値です。
フォロワーとオーディエンスのデータはオーディエンスの属性や地域情報、ウィジェットが含まれます。
他社サービスでは、上記の測定基準を混合してご説明している場合がありますが、弊社では混乱を最小限とするため、分析対象のSNSチャネルデータ別に、それぞれの違いを明確化する手法をとってご説明させて頂いております。
画面左の[分析]タブ内の[オウンド・ソーシャル分析]では、各総合レポートの上部にある総合概要カード部分や、時間の経過に伴うデータを示す折れ線グラフなど、ほとんどの指標はページレベルの数値に基づいています。例えば、総インプレッション数は、に基づいています。例えば、総インプレッション数は、対象期間中のページ上の全投稿に関するインプレッション数の合計です。(また、このインプレッション数は、広告投稿の分も含まれます。)
投稿レベルのデータはパフォーマンス上位の投稿のウィジェットのギャラリー表示、およびリスト表示にて確認できます。これは、対象期間中の投稿に対して行われたエンゲージメントやインプレッションなどの総計を表しています。
上記2種類のデータの違いを表すために例文です。2020年11月1日〜2020年11月30日の Facebook総合レポートがあるとします。1人のファンが10月1日の投稿を11月15日に閲覧した場合、そのインプレッションは「総インプレッション数」と「時系列のインプレッション数折れ線」ウィジェットには含まれますが、パフォーマンス上位の投稿のギャラリー表示およびリスト表示には含まれません。これは投稿が11月中に公開されなかったためです。したがって、ギャラリーおよびリスト表示にあるインプレッション数を合計すると、「総インプレッション数」のウィジェットとは異なる数値になります。
オウンドソーシャル分析はさまざまなソーシャルチャネルが API を通じて提供するデータを示します。当社はこのデータを操作したり、データを使用して計算したりすることはありません。残念ながら、特定の指標をページレベルではなく、投稿レベルでのみ提供しているソーシャルチャネルもあります。
例えば、Instagramでは、ページレベルでのリーチ数のデータは提供されていませんが、投稿レベルのデータは提供されています。そのため、Instagram総合レポート内のリーチ数は、パフォーマンス上位の投稿(投稿レベルの指標) のウィジェットでは表示される一方、ページレベルの指標が使用されるその他の合計やグラフにはご用意がございません。
リーチ数とインプレッション数の比較
リーチ数 - あなたのコンテンツを見た人の総数
インプレッション数 - コンテンツが表示された回数
インプレッション数とはコンテンツが見られた回数の合計であり、リーチ数とはコンテンツを見た人一意の数です。
例えば、5人の人が見たコンテンツがあるとします。リーチ数は5になります。そのうち3人は投稿を2回見たとします。その場合、インプレッション数は8になります。1回見た人が2人(2)+2回見た人が3人(6)=インプレッション数は8。
上記の論理に基づけば、インプレッション数はリーチ数よりも常に高くなります。それは、一人の人が同じコンテンツに対して複数のインプレッション数を生じさせることができるからです。
💡ヒント
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