オウンドソーシャル分析レポートでは、さまざまなソーシャルチャネルのAPIから取得したデータを表示しています。
データタイプは数多く存在し、ツールやチャネルによってそれぞれ性質が異なるように見受けられるため、それらすべてを理解するのは至難の業です。当社が提供するデータは正確ですが、万が一相違がある場合には必ず理由がありますので、ご安心ください。
オウンドメディアおよび[オウンド・ソーシャル分析]内の指標の定義については、こちらをご覧ください。
[オウンドソーシャル分析]には、下記3種類のデータがあります。
ページレベルのデータは、対象期間中、ページ内で実行されたアクションに関するデータです。
投稿レベルのデータは、ページ内の投稿に対し、これまでに行われた全アクションの合計値です。
フォロワーとオーディエンスのデータはオーディエンスの属性や地域情報、ウィジェットが含まれます。
他社サービスでは、上記の測定基準を混合してご説明している場合がありますが、弊社では混乱を最小限とするため、分析対象のSNSチャネルデータ別に、それぞれの違いを明確化する手法をとってご説明させて頂いております。
画面左の[分析]タブ内の[オウンドソーシャル分析]では、各レポートの上部にある概要カードや時系列データを示すグラフなど、ほとんどの指標はページレベルのデータに基づいています。例えば、総インプレッション数は、対象期間中、ページ上の投稿に対して行われたインプレッション数の合計値です。
投稿レベルのデータはパフォーマンス上位の投稿のウィジェットのギャラリー表示、およびリスト表示にて確認できます。これは、対象期間中の投稿に対して行われたエンゲージメントやインプレッションなどの総計を表しています。
上記2種類のデータの違いを表すために例文です。2020年11月1日〜2020年11月30日の Facebook総合レポートがあるとします。1人のファンが10月1日の投稿を11月15日に閲覧した場合、そのインプレッションは「総インプレッション数」と「時系列のインプレッション数折れ線」ウィジェットには含まれますが、パフォーマンス上位の投稿のギャラリー表示およびリスト表示には含まれません。これは投稿が11月中に公開されなかったためです。したがって、ギャラリーおよびリスト表示にあるインプレッション数を合計すると、「総インプレッション数」のウィジェットとは異なる数値になります。
[オウンドソーシャル分析]では、ソーシャルチャネルがAPIを通じて提供するデータを表示します。弊社にてそのデータを操作したり、計測するといったことはありません。Twitter/Facebook/Instagram/YouTube/Linkedinの各ソーシャルチャネルが、各社のAPIを通じて提供するデータを表示しています。弊社では、そのデータを自社で操作したり、計測し直すといったことはしておりません。また残念ながら、ソーシャルチャネルによってはページレベルのの指標を提供しておらず、投稿レベルのデータのみを提供している場合もございます。
例えば、Instagramでは、ページレベルでのリーチ数のデータは提供されていませんが、投稿レベルのデータは提供されています。そのため、Instagram総合レポート内のリーチ数は、パフォーマンス上位の投稿(投稿レベルの指標) のウィジェットでは表示される一方、ページレベルの指標が使用されるその他の合計やグラフにはご用意がございません。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。その他のご質問がありましたら、お気軽にチャットサポートへお問い合わせください。
Meltwaterチームより